イシイグループの
取り組み
起源は小さなひよこでした。
イシイグループは「豊かな養鶏の郷」を理想にかかげてスタートした集団養鶏場が原点です。
その後、石井養鶏農業協同組合を設立し、仲間とともに養鶏を行いながら、様々な研究開発にも取り組み、良質のひよこ、および飼料や飼育設備などを全国の養鶏業の皆さまへ提供してまいりました。
全飼育期間において抗生物質・抗菌剤を使用しない飼育方法を開発したり、鶏ふんを利用した堆肥作りや発電に取り組むなど、食の安全や環境問題にも向き合っています。
[イシイグループ]
こだわりの一貫生産
種鶏の飼育、ひな鶏の生産、オリジナル配合の飼料、飼育・管理、処理・加工まで、イシイグループが一貫生産を行っています。
どこで、誰が、どのように生産したのか、すべてを見通せるため、自信を持って「食の安全」にお応えできます。
種鶏
[石井養鶏農協]
親鶏(種鶏)から
健康的な有精卵を
生産します。
孵卵
[石井養鶏農協]
自社開発した孵卵機で
卵をやさしくあたためます。
孵化したひよこを農場へ届けます。
飼育
[委託農場]
[共同飼育農場]
安心の飼料と
豊かな水を与えながら
平飼い鶏舎でゆっくりと育てます。
精肉・加工
[イシイフーズ]
衛生管理の徹底した工場で、
きめ細やかに精肉加工。
新鮮なうちに、おいしく調理します。
循環型農業への取り組み
イシイグループでは、地域事業者と協力して耕畜連携型農業に取り組んでいます。
養鶏場で発生する鶏ふんに、キノコ栽培後の菌床を混合することで、においの少ない良質な堆肥「大地のサプリ」を開発。この堆肥を農耕地に還元することで、より安全性の高い野菜作りに貢献しています。
神山鶏と阿波すだち鶏の鶏ふんは抗生物質・抗菌剤を含まないため、循環型の環境保全農業にとって価値の高い堆肥です。
イシイグループ会社概要
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石井養鶏農業協同組合
Ishii Poultry Agricultural Cooperative
石井養鶏農業協同組合は、イシイグループの卵=土台ともいえます。来たるべき未来に向け、グループの方向性は「環境保全と動物福祉を考え、関係する人と動物の生活を良くする」こと。その理念を新たな基盤とし、さらなる躍進を続けます。
- 社名
- 石井養鶏農業協同組合
- 設立
- 昭和34年12月19日
- 代表者
- 竹内正之
- 資本金
- 9,100万円
- 所在地
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|本部|
〒779-3234
徳島県名西郡石井町石井字白鳥310
TEL.088-675-1111(代)
FAX.088-674-9054
|事業所|
ヒナ事業本部(孵卵場)
〒779-3126
徳島県徳島市国府町矢野485
TEL.088-642-1241
FAX.088-642-8038
URL.http://www.ishii-hiyoko.jp/
- 事業内容
- 種鶏飼養・ブロイラーヒナ生産
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株式会社アイピー
I.P.Co., Ltd.
株式会社アイピーは世界に誇る孵卵機メーカーとして、日本とアジアにおいて圧倒的なシェアを占めています。1997年には、中国・上海に現地工場を建設。アジアの新たな拠点として、最先端の技術とノウハウを世界へと発信し続けています。
- 社名
- 株式会社アイピー
- 設立
- 昭和50年10月1日
- 代表者
- 南部隆彦
- 資本金
- 4,800万円
- 所在地
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〒779-3126
徳島県徳島市国府町矢野485
TEL.088-642-1752
FAX.088-642-1283
URL.http://www.ipco.jp/
- 事業内容
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大型孵卵機、その他関連省力化機器
特殊冷凍冷却機器の製造販売
- 中国子会社
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上海石井畜牧設備有限公司
URL.http://www.pearl-22.com
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株式会社アイピー通商
I.P. Tsusho Co., Ltd.
近年欧米では、感染症予防や衛生管理等を踏まえた動物福祉改善が進んでいます。株式会社アイピー通商は、先進の欧米から動物のハウスや飼育設備、飼料管理等を輸入。国内大手企業との技術開発、そしてコンサルティングを行っています。
- 社名
- 株式会社アイピー通商
- 設立
- 平成3年1月10日
- 代表者
- 矢野好一
- 資本金
- 4,800万円
- 所在地
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|本社|
〒779-3234
徳島県名西郡石井町石井字白鳥310-1
TEL.088-675-1202(代)
FAX.088-675-1115
|特品部事務所(国内販売事業)|
〒776-0020
徳島県吉野川市鴨島町西麻植字麻植市91-1
TEL.0883-36-9336
FAX.0883-24-1105
URL.http://www.iptsusho.com/
- 事業内容
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動物福祉事業の専門貿易商社
畜産・馬ペットのハウス、飼育設備輸入販売
イシイグループ 昔々エピソード
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鶏への思いやりを共有する機関誌
養鶏の技術を、共同経営にかかわる各々の農家に伝えるため昭和31年「養鶏の郷」という機関誌を発刊。飼料の作り方、風の通し方、温度管理の方法などの技術や、鶏への心配りについて詳しく書かれていました。その発行数は200号を超えています。
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炊事も子育てもみんなで一緒に
集団養鶏場を共同で運営していた昭和35年頃は、夫婦共働きの組合員が多いため、朝・昼・晩の食事を共同で炊事していました。毎月一回大家族会と呼ばれる親睦会を開催したり、茶道・華道・書道などの部活動も活発でした。昭和55年に開設した企業内保育所は、当時としては画期的な福利厚生施設でした。
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明石海峡大橋づくりに貢献
イシイグループでは、氷点に近い水温で食品を冷却することで鮮度保持と細菌増殖抑制を実現する装置「氷点チラー」を開発しています。その技術が業界の垣根を越え、明石海峡大橋の工事でも活躍。温度差によって発生するコンクリートのひび割れを防止する装置を生コン会社と共同で開発しました。